チベット仏教
日本との関係
 
日本の仏教は中国を介して伝来した北伝仏教です。
チベット仏教はインド直伝です。
このように伝播経路は異なり直接のつながりはないのですが、チベットも日本も共に大乗仏教であり、多くの共通点を持っています。

チベット仏教は、中国を介さないインド直伝の大乗仏教であり、チベット大蔵経はサンスクリット原典に近いといわれます。
このことが仏教学者に注目され、1900年代から大正時代にかけて多田等観、青木文教、寺本婉雅ら日本の僧侶、仏教学者がチベットへ赴き、チベット仏教を研究しています。

阿含宗、オウム真理教などの仏教系新宗教もチベット仏教と関わりを持ったと言われています。

チベット亡命政府はその樹立以降、積極的にチベット仏教の情報を開示しています。
また、ダライ・ラマのノーベル平和賞受賞以降、学者や僧侶による説明会、講習会などが積極的に開かれ、日本におけるチベット仏教の理解は深まってきています。
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